保育園激戦区の世田谷で保活して思ったことを綴る

平成28年度1歳児を保育園にいれるべく保活しました…疲れた。居住地は東京都世田谷区。個人的な意見ですが、もしも来年度以降保活する方が参考になれば。

出産前から保活はトーゼン…とはいえ

私が働いている会社では、「妊娠しました、産休&育休とります」という申請を人事部にすると、「そうですか、おめでとうございます。これらの手続きをして最終出社日まで会社に迷惑かけないように働いてくださいね。ちゃんと保活もはじめてくださいね」(ニュアンスです)という連絡がきます。

復職の時期になっても、保育園が決まらず困った先輩方がいたのでしょう。不思議と実際、復職できなかった人の話は聞いたことないけれど。

要するに、保育園が決まらないのは自己責任だから、仕事と同じで戦略立ててしっかりやって会社に迷惑かけないでくださいね。会社は保育園が決まらないことが理由で育休延長はしませんよ、ということです。

ワーキングマザーが多い会社ほど、こういうのはシビアだったりしますよね。

 

で、私も一応、つわりが落ち着いたころから保活経験者の先輩方にお話を聞き、産休に入ってから出産までの平日動ける期間に、認証の園に電話をかけたりとそろそろ保活を始めました。「自分の子供の顔も知らないうちから預ける先を探すって変なの」と思いながら。

 

まず、私は保育園の種類を理解するのに時間がかかりました。

 

認可(私立、区立)、小規模保育、保育室、認証(A型、B型)、無認可、

そして保育ママ

 

私の地元では、保育園=公立というのが一般的だったので、なかなかピンとこなくて。区に申し込みをする認可園にも私立があるんだ!ということに最初驚きました。株式会社運営の園でも区に申し込むのね。

そして、区によりますが、認可だからといって保育料が安いわけではない。うちの収入では、認証の園に入れても保育料は同じくらいか、園によっては認証のほうが安いところもありました。

じゃ、認可ってなんなの?? 

園児一人あたりの面積や、保育士さんの数などなど「区ごとに決められた色々な基準を満たした」園。まぁ簡単に言うと、保育の質がある程度保証されている園っていうことなのかな…と理解しました。

 

人から話を聞くうちに、どうやら認可は入れなさそうと悟り、小規模保育や保育室は近くにないので、我が家の保活の目標は「認証で気に入った園に入れる!」に。

 

認証や認可外の保育園の保活の手順は、超ざっくり言うと

園に電話して見学を申し込む→入園申し込みをする→内定者だけ連絡がくる

こんな感じ。入園申し込みには見学がマストです。

以前は認証は先着順のところが多かったようですが、私が保活をした地域では、先着順の園は少なかったです。書類選考、抽選、決められた日時に一斉電話受付で先着順など。(認証の選考がブラックボックスな件。については後で書きます)

選考方法は年によって違うと言われるところも多かったです。

 

先着順の園なら早く申し込むほど内定をもらえる可能性が高くなるので、出産前に行くメリットは大です。私も、出産直前に申し込んでおいた認証の園から、前年11月ごろに内定をいただき、その先の保活がずいぶん精神的に楽になりました。

それ以外の選考方法の園だと、張り切っても、結局入園の前の年の秋ごろまで(4月入園の場合)できることはあまりありません…。

赤ちゃんを連れての見学は大変だからお腹の中にいるうちに、というのはアリですが、正直あまり早く(年度をまたぐほど早い時期に)見学に行っても、申し込む頃にはいろいろ忘れちゃうし、その時点で選考方法や時期が未定だったりするので、結局また確認したりの手間がかかります。

 

私が思うには、ムダのない認証保活の動き方は

妊娠中に電話をかけて先着順の園があるか、入園させたい年月の申し込みをすでに受け付けているかをチェック。申し込みができる先着順の園だけ出産前に見学して申し込みを済ませておく。

夏前ごろにそのほかの認証に見学をして、順次、申し込みを行う。

というのがいいかな、と思います。

 

申し込みが秋や冬なのに、なぜ夏前に見学に行くかというと、来年度の申し込みについてある程度決まった時期であり、まだ見学を受け付けてもらえる時期であるから。夏になる頃から見学者が増えるので、申し込んでも見学日が数か月先になってしまったり、人気の園では「もう見学日はいっぱいで受け付けていません」と断るところも。

 

 その認証や認可外の申し込みでやたら出てきてキーとなるのが「単願」という言葉。

保活期間での流行語大賞をあげたいくらい(笑)

それについては次エントリーにて。